ばあちゃん、パー出しな
今日は、かりんの学年のPTA活動がありました。
親と子のレクリェーションで、我が家のような母親のいない会員には、少しつらい行事でした。
昨夕、かりんは目に涙をためて、今日のことを気にしていました。
「親戚の人が病気なんで見舞いに行く、とか言って早退するか?」
「いっそのこと朝から休んでしまうか?」
などと私は言いましたが、真面目なかりんにそんなことが出来るわけもなく、結局は腰と足の悪い私が行くことになりましたが、心配したほど激しい運動はしなくてすみました。
二人で組になって、じゃんけんに負けた方が相手をひと回りしなければならない時には、かりんは「ばあちゃん、パー出しな」などと言って、私を勝たせてくれました。
終わった後のアンケートには、ほとんど何も書かずに帰ってきました。
大方の母と子には、滅多にない親子のふれあいのひとときだったのでしょうし、今日の行事はそれなりに意義のあるものだったのでしょうから。
私には、何よりもかりんのやさしさが身に沁みました。
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