こどもの目 教師の目
昨日は土曜日だったのに
小学校の個人面談がありました。
希望日時を「お任せ」にしたので、
土曜日に設定して下さったのです。
(私は、平日の方が有り難かったけど…)
先生は修学旅行の宿舎で「公認枕投げ大会」を
推進して下さった面白い男先生です。
先生は、初めに、孫のかりんが自分を振り返って書いた文章を見せて下さいました。
最後の1行が目にとまりました。
「なんとなく、未来が見えて来たような気がする」、
先生は話されました。
「明るくて、友だちも多くて、頑張りやなのですが、気になることがひとつあるのです。時々ものすごく寂しそうな泣き出しそうな顔をするんです。何かあったか?と聞いても、何でもないと言うだけなんですが…」
そういうことをお聞きすれば、先の1行がうんと重みあるものになります。
先生には、家庭の事情などのお話をしました。
先生は既にご存知である筈ですけれど…
家に帰って、先生の気がかりをかりんに話すと、
「あの先生、どうでも良いことばかり言うとるけど、よう見とるんや!」
小6のかりんに見えてきた未来とは?
一瞬こころをよぎる悲哀とは?
* * *
ねーさん6年、かりん6年、
12年間の小学校との関わりも、今年で終ります。
(画像は、かりん作のマスコットです。)
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コメント
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私は 7年前から 学童保育の指導員をしています お孫さんを育ててみえる ウッシーさんの 日々も ブログで拝見させていただいていますから お気持ち よーく わかります。自分の子供を育てている時とは 年齢が違う分 体力もいるし 責任も また違うのでしょうね・・・ でも ウッシーさんは 精一杯 お孫さんを 育ててみえるし かりんちゃん達の ママが お空から 必ず
守ってくれていますよね 私は 愛知県の陸地からですが ウッシーさんの ご家族の 幸福を祈っています!!
投稿: おけいこぶり | 2009年7月12日 (日) 13時20分
おけいこぶりさん、こんにちは。(^_^.)
たびたびと、ありがとうございます。
人生がそろそろ終ろうとしているかも?の時刻の子育ては、若い時には感じなかったことなども心に深く響いてきます。
おけいこぶりさん、ありがとうございます。
お言葉、身にしみて嬉しく、ありがたく頂戴いたしました。
投稿: ウッシー | 2009年7月12日 (日) 13時39分
かりんちゃんはこの12年間小さい身体、幼い心でいろいろな事を経験し感じ、自分なりに整理しながらここまで生きてきたのですね。
でもそれはウッシーさんを初め、家族の皆さんの温かい支えがあったからでしょう。
私の姪も産みの母のことなどこの20年間一度も口にしたことはないですが、その分逆に心配な部分もございます。
ママは神様の元で神様と共にウッシーさんのご家族を守っていると信じます。
ウッシーさんとウッシーさんのご家族に大きな祝福がありますように。
投稿: 陽月 | 2009年7月12日 (日) 16時31分
陽月さん、こんばんは
お祈りくださってありがとうございます。
とても明るい元気な子なのですが、
ふっとさびしさが出るのかな?と思いました。
本人が乗り越えねばならないものがありますね。
私は静かに祈って見守りたいと思います。
投稿: ウッシー | 2009年7月12日 (日) 19時12分
テンプレートが同じみたい
嬉しいです!
かりんちゃん、すっかり大人になりつつありますね。
先生を逆に見てるんですね。
一人になった時、どんな思いが湧いてくるのでしょう。
慈しむ心といとおしむ心。
似ているようで、少し違う。
モー婆ちゃんは、両方あります!
投稿: だんだん | 2009年7月12日 (日) 20時36分
小6・もうなんでも分るお年頃ですね。
見える未来ってどんなものでしょう。
幸せのなかにどうしても隠せない悲しみ、
それがかりんちゃんの人生を深くふかくしてくれるでしょう。いとおしい12歳です。
投稿: oss102 | 2009年7月12日 (日) 20時50分
個人面談御苦労さまでした。
私は今の仕事の前は、保母、そして学童保育の指導員もやっていました。子供の心は無限大で、そして私が思ってる以上にたくましい印象があります。
小学校もあとわずかなんですね。ウッシーママさんも頑張ってくださいね。
投稿: たまちゃん | 2009年7月12日 (日) 22時40分
「なんとなく見えてきた未来」
がなんとなくでもいいからキラキラして明るい未来であることだけを願う私です。
それにしても、「なんとなく・・・」と出てくるこの文章。。。とても繊細です。
投稿: 壱番館のBUN | 2009年7月13日 (月) 08時02分
おはようございます。
都議選の興奮?冷め遣らぬ・・です。
枕投げ、見張り役(笑)の先生ですね。
かりんちゃんからの「よう見とるんや」の
お褒めの言葉もある位、なかなかの先生では?
「寂しそうな泣き出しそうな・・」は、いろいろ
考えてしまって胸が痛みますね。でも、明るい元気
いっぱいのご様子、未来も見えてきている・・余計な
心配は無用の様ですね。
ウッシーさん、面談お疲れ様でした。
投稿: ラベンダー | 2009年7月13日 (月) 08時17分
だんだんさん、
ありがとうございました。
孫も大きくなって、
ものを思う年齢です。
私は私のままで、行くしかありませんが・・・
人間は日々の積み重ねが大切なのですね。
急にあがいても仕方がありませんね。
投稿: ウッシー | 2009年7月13日 (月) 08時18分
oss102さん、
ありがとうございました。
私が小6だった頃は、もっと幼稚だったかも知れません。
世の中は貧しく安定もしていなかったけど、
そんなこと関係無しに子供でいられたように思います。
今は進歩した世の中?だから、悩みも哀しみも早々と訪れるのでしょうか?
我が家特有でもないように思いますが・・・
投稿: ウッシー | 2009年7月13日 (月) 08時23分
たまちゃんさん、
ありがとうございます。
子供に関わるお仕事の方々がこのブログに
お出でくださるのは幸せに思います。
二人の孫のハートをしっかりとこの胸にだきしめて過ごしていきたいです。
ブレもずれもあると思いますが、まっすぐに・・・
たまちゃんさん、私、頑張りますね。
投稿: ウッシー | 2009年7月13日 (月) 08時28分
壱番館のBUNちゃんさん、
ありがとうございました。m(__)m
未来に何が待っていると思うのでしょうね。
つっこみも入れられない繊細な問題ですよね。
黙って見守る方が良い場合もあると思います。
私が私らしく苦しくてもたのしく生きることも大切、
そう思って毎日を過ごします。
アハハ、今日も真面目過ぎました。
投稿: ウッシー | 2009年7月13日 (月) 08時33分
ラベンダーさん、お早うございます。
予想通りの結果でしたね。
これからまた、にぎやかでしょうね。
もう少しましな世の中になってほしいですね。
政治が変わったとしても、人のこころの問題はその人自身が解決しなければなりませんね。
私は体調にも自信のない年齢ですが、
孫たちのことを静かに祈って見守っていきます。
コメントどうもありがとうございました。
投稿: ウッシー | 2009年7月13日 (月) 08時39分
開口一番!
かりんさんのマスコット
本当に可愛くて無駄な媚もなく
表情が何とも言えません。
東北地方に昔から伝わる伝統こけしの
風情です。工人がこけしの製作の合間に
子供のために小さなこけしを創るとか・・・
その表情によく似ています。
前のマスコットも良い表情だなと・・・
表情だけはかりんさんだけが表せるものですね。
少し未来が・・・・
自立の入り口に自分の足で立ち始めたのですね。
行ったり戻ったりして大人になりそうです。
少し淋しいけれど そっと見守るしかありません。
マスコットのあんな表情を作れるかりんさん。
きっと素敵なレディーになられることでしょう。
投稿: 雪うさぎ | 2009年7月13日 (月) 09時05分
ウッシーさん、こんにちは。
読ませていただき、かりんさんをぎゅっと抱きしめたくなりました。
それからウッシーさんのことも。
子どもから大人へのステップを日々踏みしめているのでしょうね。
かりんさんは同年代の他の子たちよりも、心が強くならざるを得なかったから、「明るくて、友だちも多くて、頑張りや」なのに、「ものすごく寂しそうな泣きそうな顔」もしてしまうのでしょう。
ウッシーさんの愛情をたくさん受けて育ったのだもの、きっと素敵なお嬢さんになられます。
(安易な慰めなどではありません。。)
そう言えばわたしの子どもたちも、10歳頃から様々な表情を見せるようになりました。ひとつずつに丁寧に向き合って来なかったなと、今更反省しています。
ウッシーさん、どうぞお元気で今日もお過ごし下さいませ。
投稿: ねじっこ | 2009年7月13日 (月) 10時39分
雪うさぎさん、こんにちは。
梅雨があけそうです。
かりんは幼児の頃からいつも笑ってる顔を描きました。
目が笑ってるのですね。これはマネが出来ませんでした。
その笑ってる目を見て、私は安心して来たのでした。
今もマスコットは目で笑っています。
こころでは泣きたくても、笑って過ごしているのかな?
投稿: ウッシー | 2009年7月13日 (月) 13時39分
ねじっこさん、こんにちは。
こころに深く受け止めて下さってありがとうございます。
何もかもあからさまに話したり相談したりする年齢は過ぎたのですね。
静かに祈って、見守ります。
私は6年生の頃、幼稚でしたわ。
悩んだのは友だち関係くらい。
貧しい時代でしたから、
家が貧しくても当然のこととして、
悩みもしませんでしたし・・・
投稿: ウッシー | 2009年7月13日 (月) 13時46分
はじめまして。新聞で作るエコバックの作り方を探していたら行きつきました。
私も手作り大好きです。
プロフィールに丑年なのでウッシーとしたとありましたが同年代ですね。
これからもまた訪問します。よろしく
投稿: miko | 2009年7月13日 (月) 22時50分
ウッシーさんお久しぶりです。こんばんは。
作文に書けるというのは1文の具体的な事は
分からなくても、伝えたい気持ちがあるのでしょうね。
自分を見る先生を冷静に見つめられるかりんちゃんは
大人だなぁと感じます。
先生も一瞬のさびしそうな顔を捉えるとは
きっとよく生徒の事を考えてる方ですね。
小学校の頃手芸クラブだったので、マスコットが
なんだか懐かしいです(*^_^*)
かりんちゃんみたいに上手じゃなかったけど。。
小6の悩みは、引っ越しでした。
両親には言えなかったけど、悲しかったです(T_T)
おかげで今があるので、結果はオーライですが♪
投稿: tomo | 2009年7月14日 (火) 01時47分
mikoさん、はじめまして。
ご訪問、コメントありがとうございます。
同じ年代ですね。
こちらこそよろしくお願い申し上げます。m(__)m
暑くなってきましたねぇ。
お互いに健康に気を配って暮らしてまいりましょうね。
投稿: ウッシー | 2009年7月14日 (火) 08時40分
tomoさん、お早うございます。
お引越しが悩みだったのですね。
それが今では幸運だったと思えるのですね。
家の孫たちも物思う年頃になり、
私もずかずかと入り込めなくなってきました。
つかず離れず、見守っていくのが良いのでしょうね。
コメント、いつもありがとうございます。m(__)m
投稿: ウッシー | 2009年7月14日 (火) 08時45分
再び お邪魔いたします・・・しつこくて 御免なさい^^ゞ 学童の仕事をしていると いろんな 境遇の 子供さんと 出会います 母親に 3歳で 捨てられてしまった子・・・おばあちゃまに溢れるほどの愛情で 育てられ 「大きくなったら お母さんを 迎えに行く」その言葉を聞いた時 この子は 恨むことなく 真っ直ぐに 育ったのだと知り 暫く 彼の 透き通った目を 見ながら ひたすら 頭を撫でていました・・・かりんちゃんとは お母さんが
どこにいるかで 違うと思いますが おばあちゃんっ子 という意味では 共通しているので なんとなく 思い出してもう一度 ウッシーさんに エールが送りたくて・・・今日も 暑いです ご自愛くださいね
投稿: おけいこぶり | 2009年7月14日 (火) 09時18分
おけいこぶりさん、お早うございます。
ふたたびのコメント書き込みありがとうございます。
孫たちは2人とも学童保育のお世話になりました。
指導員さんには、その後もお話を聞いていただいたりして力になって下さっています。
孫たちが今日あるのは、児童館のおかげでもあるのです。
最近私は体調に自信をなくしがちですが、無理せず頑張ります。
ありがとうございました。m(__)m
投稿: ウッシー | 2009年7月14日 (火) 09時56分
ウッシーさん、毎日暑いですね~。
夏バテしていませんか?
さて、かりんちゃんの哲学のような深い文章に・・・泣きそうでした。
私はかりんちゃんが言わんとする意味の1/10も理解できてはいないと思うけど、心の奥にいろんな想いを秘めているのでしょうね。
そして、ほんとにいい先生に出会えましたね。
ほんとに良かった。。。
傘を利用したバッグ、アイデアですね♪
投稿: ゆかにゃご | 2009年7月14日 (火) 10時29分
ゆかにゃごさん、こんばんは。
ありがとうございました。
バテてはいないのですが、
PCを御爺様が使用していました。
かりんのことですが、
最近返事が素直ではないのです。
「さあ~?」
「微妙!」
「・・・」
などなどでしてね。(笑)
大人に近づきつつあるのですね。
これで当然なのですね。
でも負けません。
こっちは71歳のばあさんですから、アハハ・・・
投稿: ウッシー | 2009年7月14日 (火) 20時01分
たびたび~。
かりんちゃんも大人になって来たのですね~( ̄ー ̄)ニヤリ
「微妙」なんてほんと今時の女の子ですよね。
外でも家でもいい子過ぎると、どこかで歪が出るらしい(聞いた話によると)し、家ではちょっとてきと~な感じの方が肩の力も抜けていいのでしょうね。
ウッシーさんも「びみょう・・・」な気分になってしまうこともあると思います(笑)が、そんな時はブログで発散してくださいませ~。
投稿: ゆかにゃご | 2009年7月15日 (水) 09時00分
ゆかにゃごさん、暑いです。汗です。

ビミョウには参ります。
大きくなったのですねぇ。
ねーさんはそういうこと言いません。直球です。
かりんは変化球を投げてきます。
孫もいろいろですね。(~o~)
投稿: ウッシー | 2009年7月15日 (水) 16時18分
ウッシーさん、こんばんは。
胸にキュンとくるお話しです。
私は、今回のかりんちゃんにまつわること、
とてもよかったのだと思います。
かりんちゃんは先生の言うことを否定しませんでした。
本当にさびしいときがあるんですね。
そして、強がって「そんなことないよ」と言わずに
認めた。
先生にもウッシーさんにもわかってほしかった、
わかってもらえてうれしかった、のではないでしょうか。
いつも明るくしているかりんちゃんが、
少なくともふたりの大人に自分のさびしさを
受け止めてもらえたと思っているはずです。
それはゆらゆらしそうな足元をしっかりと支える力だと思います。
その上で未来が見えてくれば、きっと強く歩いて行けると思います。
大人がわかってくれるってとても心強いと思います。
投稿: 3うさの母 | 2009年7月15日 (水) 22時19分