老母に会いに行ってきました
実家に母を訪ねました
母は炬燵で居眠りをしているところでしたが、すぐに笑顔になりました
一口まんじゅうと、温かいお茶を水筒に入れて持って行ったのでしたが
おまんじゅうを、母はぱくりと食べました
元気なのです
お茶はかなり熱かったのですが、おいしそうに飲んでくれました
「もうひとつ食べる?」というと、おまんじゅうをおかわりしました
おお!こんなに元気なんだ
二階では、どたばた音がしていました
弟は何をしているのでしょう、こちらが落ち着きません
母は、いつものように、昔のことを話しました
そして、笑顔で云いました
「なかなか死んで行かへんわ」
「死んだら、みんなが楽になれるのに、あんたらにも心配かけやんでもようなるのに」
私は笑って聞いていました
家のつれあいが、やぼな用事で携帯に電話してきました
ほんと、気が利かないんだから、母が、気を遣うではないですか
帰りしな、二階の弟に声をかけました
「あんたとこ、引っ越しなん?」
ニヤニヤ顔で降りてきた弟は、「わしも年や、物をへらしたいと思って、今日は本をかたつけとる」と言いました
やっぱり私の弟です、同じことを考えています(笑)
母、97歳、弟71歳、嫁は留守でしたが66か67歳です
日ざしは明るくても、とびきり冷たい風の中を家に急ぎました
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