会うたびに母は小さくなっていく
昨日の朝は郵便局の帰りに実家に回り、母に会ってきました。
母が昼間家にいるのは水、金だけです。
弟と少し話してから、母の部屋に行きました。
母は、前よりもまた、顔も身体も小さくなっていました。
毎週土曜日から、二泊三日で行っているショートステイは楽しくないようでした。
聞いたこともない土地から来ている人が多いと言っていました。
行きたくないけど仕方がない、何故あんな所に行くことになったのか、と残念そうでした。
母がショートステイに行っている間だけが弟夫婦の休日なのですが、それを母に言うことはできません。
弟も、母が行きたくないのは解っています。
けれども母は、ショートに行く日は自分から早々と準備をするそうです。
家に帰って来ると、忘れ物がないかバッグのなかみを自分で厳しく点検するのだそうです。
「しっかりしとるわ」と、弟は感心していました。
以前、私が上げた茶色の室内帽を母はかぶっていました。
私の室内帽をまた母に上げようと思います。
上げたいのはこれです。
インターネットで買った極薄手のニット帽ですが、私には少し地味なのです。
母のベッド脇にはいつも手鏡が置いてありますが、母はこの帽子をかぶって鏡を覗くことでしょう。
早く届けたいと思っています。
母は、小さくなっていましたが話すことに矛盾はなく、例によって自分の長寿を嘆いていました。
嘆くと言っても決してじめじめとではなく、笑いながらでした。
母は、クールで強い人だと思います。
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