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2012年7月16日 (月)

過ぎたことだけど

七、八年前のことであったか。

資源ごみ置き小屋の、古雑誌が散らかされ、近くの公園にばらまかれていた。

子どもには見せたくない類の、週刊誌なのであった。

「困るねえ」と、近所同士で話したていたが、散らかしはひどくなるばかりだった。




P1110813_640x480 学童保育所も近かったので、指導の先生に電話したら、ここにはそういうことをするような子どもはいません、と言われた。

学童保育は三年生までの子どもだったからであろう。

小学校にも電話した。

「資源ごみ置き場のごみを散らかさないように、ご注意をお願いします」

その日の夕方、ごみ置き小屋に行って見たら小学校の教頭先生が来ておられた。

雑誌を縛るための、ビニールロープを持っておられた。

「片つけは、私どもがしますから…」と、私は申し上げた。




その後、教頭先生には、学校で直接お会いすることになった。

家のねーさん孫が別のクラスの一人の男児から、たびたびと殴る蹴るのいじめにあっていた。

「〇〇さん、本気で怒って下さいよ。学校に来て下さいよ」と、ねーさんの担任の先生が言って下さり、私は学校に行くことになったのだった。




教頭先生は、資源ごみ小屋で会った私を憶えておられたに違いない。

文句言うのが好きな、うるさい年寄なのだと思われたかも知れなかった。

応接室には、時々校長先生が用事で出入りしておられたが、こちらには無関心のように見えた。




いじめのことでは、民生児童委員の方、議会の文教委員の方、青少年健全育成会議の方なども、お骨折り下さった。

やがて、男児が両親に連れられて、わが家に来た。

男児と両親は、私どもに、深々と頭を下げてくれたのだった。

いじめは、ぴたりと止んだ。

中学校に入っても、男児はもう、ねーさんには全く近づかなかったという。

しかし中学校では、女生徒たちの陰湿ないじめに会うことになるのだった。




ねーさんは、私たちに心配かけたくなかったのか、当時は自分からは何も言わなかった。

担任の先生や、同級生のお母さんから、いじめを知らされたのだった。

いじめられっ子の家の者には、ある悲しい思いがあるのはたしかである。

いじめられるのは、こちらに何か良くないところがあるからでは?という思いが…

「そんな馬鹿なこと思わないで下さい!それではNちゃんが可哀そうすぎます!」

同級生のお母さんは、泣きながらそう言って下さった。

その言葉がものすごく嬉しくて、私も泣けてきたのだった。




このいじめについての私の記憶は月日とともにうすれ行き、不確かなものになって来ている。

けれども、ねーさん孫にとっては、今もまだ終っていないことがらなのに違いない。



゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

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孫たち 4」カテゴリの記事

コメント

そうでしたか~ 辛い経験をされたのですねぇ

なんでいじめが起こるのでしょう

妬み嫉み恨み
イヤな言葉ですがいじめる子に問題があると思います

私も娘が二人いますが上の子が非行に走ったことがありその時は上の子の事ばかりに心を痛めていました
その間、下の子が学校でいじめに合っていた事を後から聞かされました

下の子はいろんな原因があったようで拒食症になってしまいました
治るのに5年はかかりましたねぇ

今は保健室の先生になり自分の経験を生かし頑張っています
なんとか現代の子供達に勇気と希望と元気を与えてあげられるといいのですが

道徳教育って家庭でも学校でも大切ですね

いつになったら陰湿ないじめがなくなるのでしょうか。
年々エスカレートするばかりですね。
先生方も先生である前に、頼りになる大人であってほしいです。
大人の世界の縮図のような面もあると思います。
いじめる側の子供たちは、何か原因がありそうです。
家庭を覗いてみたいです。

ねーさん孫さんは強くしっかりなさっていらしたけれども、心の痛みは
癒されることはないですよね。温かいご家庭があったから耐えたのかも
しれないですね。しっかりしたお嬢さんに成長なさっていますものね。
最近のニュースは哀しすぎて聞くことができません。

お久しぶりです。つらかった思い出ですね。
お姉さん孫と同じ年の息子もいじめられていました。小学校時代は仲間はずれや持ち物のいたずらでした。6年の担任の先生は面倒な子は困るなとゆうような態度をされ悲しく悔しい思いでした。その先生は保護者がPTA役員、成績のよい子には熱心な態度でした。
中学では暴力的ないじめになり、クラスの生徒のお母さまから,「ご存じですか」とお電話もありました。なかなかいじめは終わりませんでしたが息子がつらそうな時「絶対にお母さんがまもるから」と言い続けました。いままでNOと言えなかった息子が相手に奪われた問題集を取り返しにいき一発殴ってしまいました。いじめられる子と家族は辛いですよね。
高校の1年の担任教師は懇談で中学時代の様子を知り「なんで君がいじめられないといかんのや。いじめるのがおかしい」と言ってくださり思わずうれしくて泣きそうになりました。おかげで高校生活は先生方のおかげで楽しく過ごせたようです。
先生によってどんな子供たちでもかわります。人格のある先生が増えてほしいものです。

昔もいじめはあったのでしょうが、最近のは本当に陰湿です。私は転向したときにあいました。髪をひっぱるんです。何度嫌だといってもするんです(女の子) で、切れちゃってその子の髪を同じようにひっぱりました。「痛いでしょ。私も痛いの」って。それからはしなくなりました。
 他にもありましたよ。特に大人になってからのいじめは陰湿でたちが悪いです。長男に「気にしない。ほっときなさい。妬み。ひがみ、たぐいのだろうから」と言われました。主人も「子供は可愛いし、頭も悪くないし、君は美人だし・・・・旦那は優しいし・・・妬まれるよなあ」(??)
気持ちに余裕の無い時代です。

さらさん、つらかったのは、いじめられていた本人だったでしょうね。
母に死なれて、年寄りに育てられ、心細かったと思います。
けれども、弱そうに見えて、強い子供だったと、今になって思います。
さびしいから本を読む、知識が身に付く、それが気に入らない子供が周りにいたのでしょうか。

ラベンダーさん、毎日のニュースを見て怒りがこみ上げてきます。
隠ぺい体質はたしかにありますね。
学校以外の方々の力に頼ることも大切です。
私の町はその点で恵まれていました。

ねーさんは、友だちは少ないです。
いじめと戦うのが大変だったし、好きな友達を巻き添えにしたくなかったと言います。
けれども、少ないけど、とびきり良い友だちがいてくれるのです。

かつこさん、小学校で、男の子にいじめられていたのを見ていた女の子が、中学校でいじめる側に立ったようです。
いきなり学級委員に投票されました。
この時は泣き顔で帰宅しました。
「やればできるやんか!やったれ!」と家族は発破をかけたのですが、担任の先生がいじめだと気付いて下さり、再選挙をさせてくださいました。
けれども、その後当選した生徒の仲間から恨まれ、ねちねちと睨まれたようです。
廊下と、トイレの境の戸を閉められ、なかなかトイレから出られなかったこともあったとか…
修学旅行の列車の中でさえ、嫌なことがあったそうです。
中学校時代に良い思い出はないと言っています。

ジジさん、大人の間のいじめもあります。
これは、妬みがあるようですね。
何の落ち度もない人がいじめられた事を知った時はショックでした。
年齢に関係なくいじめはあるのですね。

おはようございます。

 いじめの問題はどの子供たちにもあるのでしょうか。私の次女は中学の時にありました。後で「イエス様がいるから・・・と思ってもつらくてに死にたかった」と言いました。陰湿なシカトや持ち物を汚されたり・・などと長く続いたのでした。
私は担任教師に話に行きましたが「お宅の娘さんがいじめている」と言われ呆れてしまいました。いじめを確認するというのは難しいのでしょうか。

おひさしぶりです。つらい思いをされたのですね。

娘も高校の時いじめられました。女子高でアトピーがひどく見た目が汚い事でパイキン扱いされ周りの女の子達が一番華やかできれいな年齢の時にひどい事を言われたりされたりしさぞつらかっただろうと今思い出しても涙がでてきます。幸い毎日打ち込めるクラブ活動とその仲間に支えられ無事に卒業できました。あれから10年ほどたちますが、良い仲間がいてくれた事で娘が救われたと感謝しています。

dorucasuさん、
お宅様でもあったのですね。
家は母親がいないので目立ちますでしょ?
それが原因かなと思ったのですが、そうでもなかったのです。
理由はあまりないのですね。
誰かを標的にしないといられなかっただけ。
結局はいじめる方も弱かったのではないでしょうか?

トトメメさん、大変でしたねえ。
でも良い仲間がいてくださって良かったですね。
家は高校ではいじめにはあいませんでしたが、中学時代のこともあって孤独に過ごしたようです。
人と摩擦を起こさないように気を付けていたみたいです。

修学旅行で自由行動をともにする友だちができるかしら?と心配でしたが一人友だちが出来ました。
その友達とは、いまも時々メールでつながっていますし、今年になって会う機会も作れました。
世の中、捨てたものではありませんね。

おはようございます。今日も暑くなりそうですね。
昨晩読ませていただいたのですが、辛くてコメントできませんでした。
今メディアを騒がせているニュースと、かぶりますね。
あれだけ隠蔽するから、「いじめ」ではなく「犯罪」なのだと思えます。

ねーさん、どんなに辛かったでしょう。
ひとりで耐えていたことを思うと涙が出ます。
いじめは、いじめる側に原因があるのです。
そして、いじめた側というのは、案外覚えていないものです。
「どれだけ傷ついているか」を、必死で発信しなければ分かってはもらえません。
周囲のひとたちの目があったのは、幸運でした。
大人も子供もみんなで一緒に考えないと、この問題は永久になくなりませんね。
ちなみに私は、わが子がいじめにあったとき、自分だけで相手と対決しました。
校門で待ち伏せして襟首をつかみ、「卑怯者、二度とやるな」と脅しました。
相手もしつこかったですが、私はそれ以上でした。
人生で、あんなに頑張った時期はありません(爆)

ウッシーさん、お早うございます(^v^)
本当にいじめの話、嫌な事ですね
いつの時代でもあるのでしょうが・・今は、複雑な社会に問題があるとも思います。

本人にとって忘れられない事です。
よく負けずに頑張りましたね(^v^)

ねじっこさん、すごい勇気でしたね。
私は、いろいろな人に助けを求めました。
学校内だけでは不安でしたから。

職場にもいじめはあって、いじめられた人がやめていくと、別の人に矛先が向くとか。
人間とは困ったものですね。

チェストツリーさん、孫はいじめで学校を休むことはありませんでした。
学校は行かねばならぬ、と言っていました。
負けたくなかったのだと思いますが、その一途さは一歩まちがうと危ないことでしたね。

おはようございます(o^-^o)

 いじめる側の心の問題です。
今世間を騒がせているニュース・・・お偉い方々の会見、上野動物園のパンダが亡くなった会見で見せた涙。 あまりにも対象的でしたね。

 高1坊主の同級生の姉さんは、高校の部活で陰湿ないじめに合ったそうです。
母親に泣きながら訴えてもやめる事さえ怖く・・それは先輩達が卒部しても応援と名を借りて続いたそうです。
大学生になった今でも(トラウマ)となり心の傷になってるそうです。いじめは何も生みませんね。私も高1の時、靴下にポイントが入ってる!て事で先輩に呼ばれました。10数人に囲まれた場所はトイレでした。 小さな部落の学校から町の高校へ…みんな大きく怖かった事を覚えてます。
入学式、母が販売機から集めた小銭を出して買ってくれたカバン。申し訳なかったけど秋になる頃には学校へ行けなくなりました。

 あれから30年ですか・・・。トイレに呼んだ先輩の一人は若き日の自分を悔いてると聞きました。きっと母親になってる事でしょう。

守ってやれるはうっしーさんです。そして恩師と呼べる先生に出会いたいですね。

坊主 母ちゃんさん、辛くても死なないでほしいですね。
遺族はどんなに悲しく口惜しいでしょうか?

隠ぺいすることが許せません。
関心を持って、この事件を見つめています。

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