真夜中の騒音(訂正、追記あり)
1回目は12時だった。
網戸とカーテンだけにした窓から、突然とてつもない大きな音量で演歌が聞こえてきた。
通りを行く車のカーコンポだと思ったら、定点から聞こえて来るのだとわかった。
近くの公園に誰かが来ているのだと思い、玄関を細めに開けて覗くと、赤っぽい柄のアロハシャツの年配男の背中が見えた。
家のおじいさんも目をさまし、交番に電話した。
私は本署に電話した。
「騒音被害ですね、若者でしょうか?」と聞かれたので「いいえ、年寄です。演歌を大音響で流しています」と答えた。
3曲分が流れた頃お巡りさんが来て、騒音男に注意しているようだった。
その後やっと静かになってうとうとしたら、またもや2回目の演歌騒音、時計は2時だった。
そっと外に出て家の車の陰から見ると、音は公園の駐車場に止めた車から聞こえていた。
今度は私が交番に電話すると、3曲めが始まったころお巡りさんが来てくれたが、音は流れつづけ、大音響の演歌をBGMにしてお巡りさんと騒音男の声が聞こえていた。
母屋の息子も警察に電話して家の中から様子を見たところ、この近くの誰かが出てきて、騒音男に「こんなことをしていいと思っているのか」と、強く抗議したため「顔を覚えたぞ、殺してやろうか」「殺せるものなら殺して見ろ」と激しくやりあい、お巡りさんが止めに入ったそうである。
勇気のある人もいるのだ。
結局、騒音男は車ごと連行されて行った。
息子の話では、男は不眠症で、睡眠薬を切らしたため眠れないと言っていたそうである。
嘘か本当かわからないが、自分が眠れないから、腹立ちまぎれに他人の眠りを妨げたかったのだろうか。
息子は2回目の騒音で警察に電話した時「車を移動させてほしい。さもなくば車のキーを取り上げないとまた同じことをするから」と頼んだと言っていた。
1回目は仕方なかったかも知れないが、2日目は防げたのではないか、警察の対応は甘かったと私も思った。
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