別れる練習をしながら (祝魂歌より)
別れる練習をしながら
(茨木のり子訳) 趙炳華(チョウピョンファ)
別れる練習をしながら 生きよう
立ち去る練習をしながら 生きよう
たがいに時間切れになるだろうから
しかし それが人生
この世に来て知らなくちゃならないのは
(立ち去ること) なんだ
なんともはやのうすら寒い闘争であったし
おのずからなる寂しい唄であったけれど
別離のだんどりを習いつつ 生きよう
さようならの方法を学びつつ 生きよう
惜別の言葉を探りつつ 生きよう
人生は 人間たちの古巣
ああ われら たがいに最後に交す
言葉を準備しつつ 生きよう
(谷川俊太郎 編 祝魂歌より)
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つい最近めぐりあった詩集からの引用です。
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コメント
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このように
生きていければいいけれど・・・
投稿: dorucasu | 2014年10月 3日 (金) 20時00分
まさに最近そういう心境です。
主人とそんな話します。
そうそう 台風がまたきています。
被害が無いことを祈っています。
投稿: じじ | 2014年10月 3日 (金) 21時51分
dorucasuさんは、きっとそのように生きていらっしゃると思いますわ。
投稿: ウッシー | 2014年10月 3日 (金) 22時29分
じじさん、こんばんは。
私は思っているんです。
老人が子どもを育てる長所は、別れが近いことを意識しながら育ててることにあると。
孫が成熟した大人になるのを見ることは、私たちには不可能です。
別れはそんな遠くないと、いつも思っています。
主人も私ももう年です。
お互いに二人いっしょに生きる日々が残り少ないことを思います。
それでも、つい喧嘩をしてしまいますけどね。
おろかにも。
投稿: ウッシー | 2014年10月 3日 (金) 22時38分
ウッシーさん おはようございます、
別れる練習・・・ 本当にそうですね。
共に歩んで来た連れ合い、子供達、お世話になってる方々に・・
一言では言えない事もありますが、ひとことでもお伝えできたらと
時間切れにならない内にと思う日々になりました。
投稿: しおかぜ | 2014年10月 4日 (土) 08時55分
しおかぜさん、おはようございます。
私はわりと無口なのです、こう見えても。(笑)
それでも、大切なことだけは言っておきたいですね。
長電話、長話は嫌いでしてね。
長電話はだらけて後味が悪く、長話は聞くのも疲れるし時間がもったいないと思います。
「大事なことだけ手短に話しててくれ」と言う気持ちですが、これは身勝手な願いですね。
投稿: ウッシー | 2014年10月 4日 (土) 09時25分
おはようございます(^-^)
人生、黄昏デスね~。
カッコいい~。
私もそう思います(^-^)
闘病中、術後に敗血症・・で「あきらめて下さい」っと云われた時、なる様になると冷静でした。
一生懸命ですが、惑いませんでした。
でも、いまはどうかなぁ?そう思っています。
ジタバタするのも人生ですね。
恰好悪いけど、、、。
始末だけは、しておかないと・・。
投稿: チェストツリー | 2014年10月 5日 (日) 07時24分
チェストツリーさん、こんにちは。
台風の進路が気がかりですね。
じたばたするのも人生、そのとおりですね。
お鍋が焦げたくらいでもあたふたしてしまうほどですもの。
投稿: ウッシー | 2014年10月 5日 (日) 14時12分