刺子の千鳥模様から。。。コメント欄を開けました
先週、刺子の「千鳥つなぎ」が出来上がりました。
千鳥の模様は、以前にも刺しましたが
いずれも失敗作であります。
布に図案を画く段階で、ところどころ寸法が合わなくなってしまいます。
その図案の不正確さを、なだめすかして(ごまかして)刺すことになるのです。
ところで、身近にある千鳥の柄で思い浮かぶのは、千鳥格子です。
家にも千鳥格子の洋服があります。
千鳥格子の発祥地は英国で、「ハウンドトゥース・チェック」と言われているそうです。
猟犬の牙の形をした四角形の柄を連続させた格子柄のことです。
日本では千鳥が群れをなして飛ぶ模様とされ、千鳥格子と言われます。
犬の牙と千鳥、その違いが何とも面白いと思います。
千鳥はチドリ目チドリ科の鳥の総称で、海岸や平地の水辺に棲む鳥のことです。
私は千鳥を見たことがあるのでしょうか?
海岸や川べりで遊んだことは幾度もありますが、その時、チドリを目にしたでしょうか。
私が親しんだ「千鳥」は百人一首の78番の、
淡路島 かよふ千鳥の なく声に
幾夜寝覚めぬ 須磨の関守
の歌の中の千鳥であり、
小学生時代に歌った、童謡「浜千鳥」の千鳥です。
「浜千鳥」は大好きな歌でした。
浜千鳥
作詞 鹿島鳴秋(かしまめいしゅう、1891-1954)
作曲 弘田龍太郎(ひろたりゅうたろう、1892-1952)
青い月夜の 浜辺には
親を探して 鳴く鳥が
波の国から 生れでる
濡れたつばさの 銀の色
夜鳴く鳥の 悲しさは
親を尋ねて 海こえて
月夜の国へ 消えてゆく
銀のつばさの 浜千鳥
子ども心に、何とさびしく悲しい歌だろうかと思いました。
そして、その歌詞と旋律の美しさに、うっとりしたのを覚えています。
さて、私の刺し子「千鳥」は失敗の連続ですが、できればいつかもう一度刺してみたいな、と思っています。
また、失敗するかもしれませんが、このままでは口惜しく残念です。
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