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2019年6月 1日 (土)

重たい話でした


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2~3日前から、同じ番号で電話がかかっていました。
携帯電話の番号です。
わが家はいつも留守電にしてあるのですが、電話口に行く前に「ただいま留守に・・・」という音声が流れる時が多いです。
その番号の電話の呼び出し音も、受話器を取る寸前に切れて行きました。

昨日は、たまたま電話の近くにいた時だったので、間に合って取ると、いっしょに学校に通った幼馴染でした。
電話は、旦那さんの介護がだんだん大変になってきたという内容でした。
「一人で抱え込まないで、公的支援も頼んで無理しないでね。自分たちだってもう身体がきつい年なんだから」
と、励まします。

幼馴染は、3年前には長女を亡くしました。
家には旦那さんの未婚の弟が居候のような形でいます。
若い時から定職に就いたこともなく、兄から小遣いをもらって、ぶらぶらしています。

昨日の電話は、途中で来客があったらしく尻切れトンボに終わりました。
他に言いたいことがあったに違いないと思い、今朝はこちらから電話しました。
幼馴染が本当に話したかったのは、介護の辛さではありませんでした。
働くこともせず、兄からの小遣いを当てに暮らし、感謝するどころか、兄夫婦に嫌味を言い、威張り散らす義弟から受けるストレスでした。

先日の川崎スクールバス停の事件のあと、私は幼馴染が抱えている苦しみを思い起こしました。
今朝の電話は、事件についての話になりました。
幼馴染は、事件の容疑者の叔父叔母の労苦を自分のことのように感じると言います。
身を切られるような思いになると・・・

何もしてあげられない無力感を覚えながら、私に言えるのは「あなたの苦労を忘れてないからな、心で応援してるのをわかってな」でした。
「いつでも電話してな、聞くことだけしかできないけど」
「悪いなあ、嫌な話を聞いてもらって」
電話はいつもこんなやりとりで終わります。

家は常に留守電にしてるけど、こういう電話もあるから留守電を解除したほうがいいかと迷います。

* * * * *
 
お読み下さいましてありがとうございました。

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日々の思い」カテゴリの記事

コメント

ウッシーさん、こんにちは。

本当に重たい話ですね。
親の離婚によってあの犯人は
叔父夫婦の所に預けられたんですよね。
でも、どちらも大変だったでしょうね。
この世の中は苦しみがいっぱいという感じがします。
でも笑う時もありますよね。
どっちをとるかと言えば当然笑う方ですよ。
笑うのは健康にも良いそうですから。
お互い頑張りましょう。

ウッシーさん、こんばんは

わたしの身近には引きこもりやパラサイトの中年はいないのですが、ウッシーさんの幼友達の切なさが伝わって来る気がします。なさぬ仲の弟に小遣い取られ言われ放題、その持って行きようのないやるせなさ。本当にお気の毒です。
行政が駄目でも相談位してみたいですね。繰り返し相談すれば実績が残って、助けが来るかもしれないもの。
一人で我慢して頑張っても義弟さんにはかなわないかも。

ほたるさん、友達は辛抱強いひとです。
でも、辛抱にも限界があるのではないでしょうか?
いろいろな機関に相談もし、自分も気分転換したりしてほしいです。
今度、誘ってみたいな、と考えています。
ほんの短い時であっても、ほっと一息つくことも大切ですね。

にゃんにゃんさん、私の別の同級生も、引きこもりの息子を抱えていました。
でもね、本人が認知症になり施設に入ったようです。
その後息子がどうなったのかはわかりません。
知ることもできません。
年取ってから鬱になり引き籠る場合もあります。
家事も出来なくなって、家族が困ります。
引きこもりは珍しいことではないのですね。

ウッシーさん、こんにちは。
もうあのご夫婦、あそこには住めないのかも。 何というお気の毒なことなのか。
いつまでマスコミは張り付いているんでしょうか。 実際、呼び鈴を鳴らしていましたよ。
家まで映す必要があるのかどうか。

弟の子供を引き取る、それは善意から始まったことでしょうがそれが苦しみに繋がる
なんて誰が想像出来たでしょうか。
ご友人の場合も善意からのことでは? 昔の話ですが祖父がアパートを経営していたのですが後々に問題になったことは、かわいそうだからで始まったことらしかったです。 あの時に出しておけば、と後悔したことは何回もあったらしくて出すのに大金を使ったらしいですが、祖父の場合はお金で解決出来ましたよ。 引きこもりはお金で解決出来ません。 係わっておられる方にすると地獄以外の何物でもないでしょうね。

ご友人、出来ることは全てされたと思います。それでもどうにもならない状態なんでしょうね。 できる限り外出されて、顔を合わせないようにするしか方法がないのかも。
綺麗なものを見て美味しい物を食べる、それで少しは気がまぎれるかもと思います。
ウッシーさん、ぜひ誘ってあげてください。

紅葉さん、おはようございます。
友だちには気分転換を勧めたいと思います。
介護の合間にわずかの時間でも、ほっとひといきついてもらいたいと思います。

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