もうケツパンにはなりません
ウエストの寸法が大き過ぎてずり落ちてくる、姉さん孫のデニムズボンを直した。
ありあわせの綿テープを、ウエストベルトの裏側に縫い付けて幅広ゴムを通し、ゴムの端を仮止めして姉さん孫にはかせてみたら、まだゆるい。
姉さんは、何という細いウエストなんだ!
そう言えば、高校入学前に制服の注文をした時、寸法を測ってくれた業者の人が、
「細いなあ!」と感嘆の声を上げていたっけ。
姉さん孫のウエストサイズは、あの頃とあまり変わっていないのか。
孫たちの服選びを孫たち自身に任せるようになってから、何年になるだろう。
ゆる過ぎるウエストのズボンをはき続けていたことも、私は知らずにいた。
姉さん孫は、この婆さんに「これ直してくれる?」とは言いにくかったのだろう。
小学校入学前に母親を亡くした姉さん孫は、すぐその日から爺婆の世話にならなければならなかった。
下には、生まれて間もない妹がいたし、自分は爺婆に甘えることも出来なかったに違いない。
姉さん孫は、いじけた大人にはならなかったし、時にはじいさんや私にくってかかる強さもあるけれど、根っこの所では遠慮があるのがわかる。
「継母に育てられた子供のような所がある」とじいさんも言う。
(姉さんごめんな)と、私も自分の至らなさを心の中で詫びている。
何はともあれ、ケツパンみたいだった姉さん孫のズボンのウエスト寸法を、かなり縮めることができてよかった。
姉さん孫には、この他にも、私に直せる服やズボンがいくつかありそうな気もするけれど。
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