南天の花が咲く頃
家のじいさんは、無理のできない身体です。
ちょうど一年前に、少し厄介な病気になって、
49日間入院生活をしました。
最後には、背骨の周りにたまった膿(少量ですが)を、
背中から細い管を入れて、外に出してもらいました。
退院してからも、腰痛は持病になっています。
けれども、以前の頑張る癖が残っていて、
無理をしては「腰が、足が・・・」と痛がります。
腰痛じいさんが、最近心配りしているのは、鉢植えの南天です。
南天の花は雨に会うと、赤い実が生らないそうで、
雨降り前には鉢を物置に入れています。
じいさんの腰には良くない作業ですよ。
お天気になって物置から出した南天です。
蕾は全部で4房あります。
「出し入れが大変やね、ポリ袋でもかぶせたら?」
見かねて、ばあさんが言いました。
じいさん、いつになく素直にばあさんの言った通りにしました。
南天の赤い実、結局は小鳥さんに食べられてしまうんですけどね。
じいさんは、「南天ぐらい食べさせてやってもいいじゃないか!」ですって。
やさしいおじいさま、どうぞ小鳥孝行してあげてくだしゃんせ。
(こんな嫌味ったらしいこと言っちゃだめですよね。オホホホ)
ここまで書いたらもうお昼です。
じいさんの「お昼にしようか?」が始まります。
じいさんが用意して、呼んでくれるわけではありません。
ハイハイハイと台所に行き昼食を出すのは、勿論ばあさんです。
じいさん、正しくは「お昼を食べさせてくれよ」と言うべきですが、
まあいいでしょう。(~_~;)
* * * * *
ゆっくり参加しています。
応援に感謝いたします。
« 馬鹿だったけど可愛かった | トップページ | 歩けなくなる日が来るのかな?と思った »
「日々の思い」カテゴリの記事
- 変わったこともなく(2021.07.24)
- 変わったこともなく(2021.06.28)
- 日除けシェード(2021.06.16)
- なまの会話が心に残る(2021.06.13)
- 南天の花が咲く頃(2021.05.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント