えッ、ほんと?近所にいいひとがいたって!(続々ジローというネコの物語
家でジローという猫を飼い始めた1979年ごろ、
近所にネコをたくさん飼っているお宅がありました。
仮に川田さんとでもしておきましょう。
川田さんと私は、猫友達でした。
二人は、会えば猫の話になるんです。
1981年の3月、私はジローが死んだことを川田さんに報告しました。
すると、川田さんから思いがけないことを聞かされます。
「お宅の猫と仲良かった家の猫、お腹が大きいんです」
びっくりじゃありませんか。
わずか2年足らずしか生きられなかったジローだったけど、こどもを残して行ったのでしょうか。
ジローを亡くした寂しい心に、ポッと灯りが点ったような気がしました。
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その年の6月、我が家に可愛い猫が来ます。
「ろろ」と名付けました。
ジローと仲が良かった川田さんの三毛猫が生んだ子猫でしたが、
ジローのこどもだったかどうかは、わかりません。
虎柄の毛の色も、目の色も違っていました。↓
ろろは、活発な猫でした。
木登りが得意でした。
てっぺん近くまで登って降りられず、困ったこともありましたけど。
丈夫で明るい性格で、ジローが最後まで仲良くなれなかった犬の金太郎にも、接近して行きました。
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私たちは、ろろが、ジローのこどもでなかったとしても、別にかまわなかったのでした。
ジローの恋人だったらしい川田さんの三毛猫の産んだ仔だったので、もらいました。
ろろのお母さんは美猫でした。
ジローは幸せだったんだろうなあ。(このバカ飼い主めが!)
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